ダイエットの土台づくりとは

「記録をつけ、振り返ること」。
ダイエットを始めた私が、最初に意識したのはこのシンプルな行動でした。
体重や体調をこまめに記録するうちに、最近は睡眠や運動にも自然と目が向くようになり、「記録」が行動や意識の変化につながっていると感じています。
このような“記録する習慣”=レコーディングダイエットは、ダイエットを習慣化しやすくする大きな力になります。
本記事では、そうした実践の中から見えてきた“成功のポイント”を、わかりやすくまとめています。
この記事でわかること
- なぜ記録がダイエットにつながるのか?
- 睡眠や運動とどう関係しているのか?
- 実際に続けてみて感じたこと、見えたこと
大きな成果はこれから。でも、方向性は間違っていない。
そんな気持ちで続けている「記録の力」について、今の時点での気づきをお話しします。
ダイエットが成功するポイント
「記録する習慣」が行動を変える

私が最初に取り組んだのは、体重を記録することでした。
それだけ?と思うかもしれませんが、毎日体重を記録していると、自分の生活に自然と目が向くようになります。
「昨日の夕食はちょっと重かったかな」「最近寝不足が続いてるかも」——
そんな小さな気づきが積み重なっていくのです。
記録することで生まれる“気づき”が、意識と行動の変化につながる。
これは、私自身が実感しているレコーディングダイエットの大きな力です。
▶︎ 詳しくはこちら:レコーディングダイエットのやり方と続け方
見た目の変化に目を向ける

体重が減る前に、先に見た目に変化が現れることがあります。
私の場合、−5kgの時点でズボンの足回りに余裕が出て、チャックがスッと上がるようになりました。
このような体感的な変化は、体脂肪率が落ちてきているサインでもあります。
**「体重ばかりを追わずに、見た目や体の感覚にも目を向けることが、継続のモチベーションになる」**と実感しました。
▶︎ 詳しくはこちら:体の変化についての記事
ダイエットの本質は体脂肪率にある

体脂肪率は、体重よりも本質的な指標だと感じています。
体重が落ちなくても、体脂肪率が下がれば、見た目や健康状態は確実に変化します。
家庭用の体組成計でも十分ですので、週1回程度でも構いません。
継続して記録することで、自分の体の傾向が見えてきます。
特に、内臓脂肪の減少は生活習慣病の予防にもつながるため、医師としても積極的に意識したい項目です。
▶︎ 詳しくはこちら:体脂肪率についての記事
運動は「整える」ために行う

運動を“痩せる手段”として捉えると、苦痛になりやすいと私は感じています。
そのため、**「代謝を整える・生活リズムを作る」**という位置づけで運動を取り入れています。
週に3〜4回、自重トレを中心に軽い有酸素運動を組み合わせる程度。
朝に体を動かすことで、1日を前向きにスタートできるという効果もあります。
筋肉量を落とさずに体脂肪を減らすためにも、軽い筋トレ習慣はおすすめです。
▶︎ 詳しくはこちら:運動についての記事
睡眠の質を見直すと、体が整ってくる

睡眠の質とダイエットは、密接に関係しています。
睡眠不足になると、食欲をコントロールするホルモン(グレリン・レプチン)のバランスが崩れて、食べすぎに繋がりやすいのです。
私自身、睡眠が浅いと日中の間食が増える傾向があり、逆によく眠れた日は自然と食欲も落ち着いていました。
スマホを寝る前に控える、湯船に浸かるなど、小さな工夫の積み重ねが、体調全体を整えてくれます。
▶︎ 詳しくはこちら:睡眠についての記事
続けるための工夫が、最大の成果につながる

どれだけ理屈を知っていても、続けられなければ意味がありません。
今回は、「できることを無理なく積み重ねる」ことを徹底しました。
うまくいかない日もありましたが、「今日ダメでも、明日またやろう」と切り替えることが大切です。
努力を“日常”に変えるための工夫こそが、最大のポイントだと実感しています。
習慣を支える小さな工夫のひとつとして、「朝にたんぱく質を摂る」ことは非常におすすめです。
食欲や血糖値が安定しやすくなり、1日のリズムが整います。
→ 朝プロテインの具体的なメリットと継続のコツはこちら
「記録」がつくる、ダイエットの土台

体重、体調、睡眠、運動、食事——
日々の状態を記録する習慣を続けているうちに、私は自然と「ダイエットの土台が整ってきた」と感じるようになりました。
派手な成果はまだこれから。でも、“土台”を築くことが、長く続くダイエットの近道。
今はそう信じて、日々を積み重ねています。
ビリーのひとりごと
- 見た目や体脂肪率の変化に注目すると、ダイエットの進捗を実感しやすい
- 体脂肪率の週1チェックは、自分の傾向を知るうえで有効
- 日々の体重・食事・気分を記録する「レコーディングダイエット」は、自分の変化に気づく大きなヒントに
- 運動は「痩せるため」ではなく、代謝と気分を整えるための習慣として継続
- 睡眠を整えることで、自然と食欲や代謝が安定してくる
- 完璧を求めず「淡々と続けられる工夫」が継続のカギ
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