Last Updated on 2025年6月6日 by ドクタービリー
⑤なぜ体脂肪率が減っても見た目が変わらないのか?
- 見た目に関わる皮下脂肪が減るのは一番最後だから。
- 「体脂肪率は減ったのに見た目が変わらない…」
- そんな時期に、私も焦りや迷いを感じました。
- でも、数字の見方を少し変えるだけで、前向きになれることがあります。
- この記事でわかること
- なぜ体脂肪率が減っても見た目が変わらないのか
- 体脂肪には種類と順序があるって知ってた?
- 筋肉と脂肪の関係性と見た目の変化のタイミング
- 数字に一喜一憂しない考え方
- 減らない時期にも意味がある——そう思えるようになった経緯を共有します。
こんにちは!
ドクタービリーです!今回は
ダイエット中の体の変化と脂肪
見た目の変化と時期
見た目の変化が起きる時期は、どんなダイエットを行っているかで多少前後しますが、
おおよそ1か月後からです。
ただ、3〜4週目も見た目には表れないだけで、体内では変化がしっかり起きています。
変化を感じにくい理由
筋肉は重い
ダイエットをしている方なら一度は聞いたことがあるかもしれませんが、筋肉は脂肪よりも重いです。
筋肉:脂肪の重さ=1.1:0.9
このため、脂肪と筋肉の体内バランスが変わるこの時期は変化を自覚しにくく、
停滞期と感じる方も多いです。
この停滞期に「ダイエットの効果がない」と諦めてしまう方は多く、非常にもったいないです。
脂肪が減り、筋肉が増えることで体の基礎代謝量は着実に上がっているからです。
また、極端な食事制限の場合、この時点でも体重が減ることもあります。
これは脂肪だけでなく、筋肉も減ってしまうためです。
体重は痩せても基礎代謝量も落ちてしまい、リバウンドのリスクが上がり、
不健康な体になってしまうため、食事量には注意しましょう。
脂肪の種類と痩せる順番
見た目の変化を感じにくい理由はもう一つあります。
それは脂肪には種類があり、痩せやすさに順番があるからです。
脂肪は以下の3つに大別されます。
- 肝臓脂肪
- 内臓脂肪
- 皮下脂肪
上から順番に脂肪がつきやすい反面、落ちやすいとされます。
皮下脂肪の役割は体温を保つ断熱材と外部からの衝撃吸収、エネルギーの貯蔵などです。
これらは生命維持に必要なため、痩せにくいです。
この皮下脂肪はお腹やお尻を始めとする見た目に影響する部分に多く存在するため、
変化を実感しにくいのです。
これらの理由で変化を感じにくい時期ですが、体内の変化は進んでいるため、
体脂肪率やウエストの測定をしていた方はその変化を実感できるかもしれません。
この苦しい期間を乗り越え、1か月〜1か月半を過ぎると蓄えた筋肉により代謝が上がり、
体型の変化を大きく感じるようになります。
痩せやすい体の部位
身体の部位にも痩せやすい順番があります。
順番:手首や足首 → 顔や首回り → 上半身 → 下半身 → お腹とお尻
これは皮下脂肪の多さに違いがあるからです。
脂肪細胞
脂肪を構成する細胞は2種類あります。
種類と役割:
- 白色脂肪細胞:脂肪を細胞内に蓄える → 痩せにくい
- 褐色脂肪細胞:脂肪を燃焼させて熱をつくる → 痩せやすい
皮下脂肪は白色脂肪細胞によって構成されます。
そのため、皮下脂肪が多いお腹やお尻は痩せにくいです。
ダイエット開始時の体重や体脂肪率にもよりますが、
お腹やお尻が痩せるまでに3〜6か月かかることもあります。
ダイエットはとにかく続けて習慣化することが重要です。
私もまさに停滞期の中にいますが諦めず、黙々と続けていきます!
一緒に頑張りましょう!
ビリーのひとりごと
- 見た目の変化が起きるのは1か月後から。
- 3〜4週目にも体の変化は起きているため、続けるのが重要。
- 筋肉は脂肪より重い。
- 脂肪と筋肉のバランスが変わる時期は変化を実感しにくい。
- 極端な食事制限は筋肉も一緒に落ちる。
- 脂肪は肝臓脂肪、内臓脂肪、皮下脂肪の順番で痩せる。
- 皮下脂肪は見た目に影響する部位に多く、痩せをすぐには実感しにくい。
- 痩せやすい部位の順番:手首や足首 → 顔や首回り → 上半身 → 下半身 → お腹とお尻(皮下脂肪が少ない順)
- 脂肪は2種の細胞から構成される。
- 白色脂肪細胞:脂肪を細胞内に蓄える → 痩せにくい
- 褐色脂肪細胞:脂肪を燃焼させて熱をつくる → 痩せやすい
- 皮下脂肪は白色脂肪細胞から構成されるため、痩せにくい。
- ダイエットは変化がすぐに出なくても続けることが大切。
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