【実録】医師が1ヶ月で5kg減!レコーディングダイエットの効果と続け方

レコーディングダイエットで使うもの 記録と分析のコツ

「食べたものを記録するだけで本当に痩せるの?」

そんな疑問を持つ方へ。

総合診療医として生活習慣病の診療に7年間携わり、自らも100kg超からの減量に挑戦中の私が、「レコーディングダイエット」を1ヶ月本気で実践した結果――5kgの減量を達成しました。

記録するだけで、なぜここまで変われたのか?

本記事では、実践者かつ医師としての視点から、レコーディングのやり方と効果、続けるコツをわかりやすく紹介します。

この記事でわかること

  • レコーディングダイエットがなぜ効果を発揮するのか
  • 初心者が1ヶ月で結果を出すための記録のポイント
  • 挫折せずに習慣化する工夫
  • 続けてわかった「痩せる人」と「続かない人」の違い

ダイエット成功の基本原則

ダイエットの基本は、消費カロリー>摂取カロリー。

  • 消費カロリーを増やすなら運動をする。
  • 摂取カロリーを減らすなら食事制限を。

医療現場でも食事療法、運動療法というアプローチがあることから、ダイエットにおいても食事と運動の両立が重要になります。

レコーディングダイエット実践法|ステップで解説

レコーディングダイエットのサイクル図(記録・分析・改善の流れ)

ステップ①:摂取カロリーを把握する

今日の食事の摂取カロリーはわかりますか? 最初はイメージがつかない人が大半だと思います。私もそうでした。

でもダイエットをするなら、まずは摂取カロリーの把握が必要です。

そんな時に役立つのがレコーディングダイエット。 この方法は、自分の食生活を可視化することで客観的に習慣を把握し、問題点を見つけ、改善していくという手法です。

▶ 詳しくはこちら → レコーディングダイエットのやり方

ステップ②:記録の方法とツールを選ぶ

やることは毎日のカロリーと体重を記録するだけ!

  • 「あすけん」や「カロミル」などのアプリを使えば、食事の記録が簡単
  • Excelで自分用のテンプレートを作成するのもおすすめ

私はExcelに毎日入力して、体重・カロリー・運動・メモなどを記録しています。

▶ 関連記事 → アプリと手書き、どっちが続く?比較はこちら

ステップ③:食事改善の考え方

運動と食事制限どちらか一方を選ぶなら、私は食事制限を選びます。

なぜなら30分のランニングで250kcal前後を消費するのに対し、ご飯1杯を我慢するだけで同等のカロリーを減らせるからです。

     ダイエットは 運動1割 食事9割

摂取カロリーを把握しておけば、食事の自由度が上がり、ストレスで爆食するリスクの軽減にもつながります。

ステップ④:注意点と落とし穴

  • 記録を続けるのが大変になることもある
  • 記録を見て自己嫌悪に陥ってしまうことも

ポイントは「責めずに受け止める」こと。 記録はあくまで現状を知るツール。完璧より継続が大切です。

消費カロリーを知る|目標設定のために

"消費カロリーの内訳(基礎代謝・身体活動・NEAT)の図解"

適正体重の求め方(BMI)

適正体重はBMI(Body Mass Index)という指標を用いて計算できます。

BMI = 体重(kg) ÷ [身長(m) × 身長(m)]

健康リスクが最も低いとされるBMI22を基準に、
「22 × 身長(m) × 身長(m)」で目標体重を算出できます。
※筋肉量が多い人にはやや当てはまりにくい面もあります。

基礎代謝量の考え方

目標として活用したのは基礎代謝量です。

消費カロリー = 基礎代謝量 × 身体活動レベル指数

基礎代謝量は以下の式でも計算できます:

平均基礎代謝量基準値と平均の基礎代謝量の表

もしくは、

ハリス・ベネディクトの式(改訂版)  
男性:=13.397×体重(kg)+4.799×身長(cm)-5.677×年齢+88.362
女性:=9.247x体重+3.098x身長-4.33x年齢+447.593

私は目標体重67kgから基礎代謝量を算出し、1638kcalを目安にしています。

身体活動レベルの目安

  • デスクワーク中心:×1.5
  • 通勤・軽スポーツ:×1.75
  • 立ち仕事・スポーツ習慣あり:×2.0

まずはこの目安を使って、自分の消費カロリーを把握しましょう。

実践して気づいたこと(医師の視点)

この手法を選んだのは、私の趣味がポイ活と家計簿管理だからです。

記録は性に合っていた一方で、「自分の不甲斐なさを見せるようで怖い」と避けてきました。

でも、「ダイエットから逃げていた自分を変えたい」と思い、公開ダイエットを決意しました。

毎日少しずつでも記録を続けることで、自分の変化が数字で見えるようになり、やる気が継続しています。

ただ、記録の効果は絶大ですが、心が折れそうなときには「習慣化の工夫」や「ガス抜き」も重要です。
ストレスと習慣化のコツを詳しく解説

まずは明日から始めてみよう!

  • 朝の体重を記録してみる
  • 食べたものを1つだけメモする
  • カロリーが気になったらアプリで検索

できることから、続けられることから。


ビリーのひとりごと

  • レコーディングダイエットは自分の生活習慣を「見える化」し、改善点を見つける方法です。
  • 難しいことは不要で、アプリやExcelで日々のカロリーや体重を記録するだけでもOK。
  • 痩せるには「消費カロリー>摂取カロリー」が基本。その把握に記録が役立ちます。
  • 記録を続けるには、自己否定よりも「現状を知る」ことに価値を置く姿勢が大切。
  • 完璧を目指さず、続けられる形でコツコツ続けるのが成功の鍵。

まずは“書くこと”から始めてみましょう!

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