Last Updated on 2025年6月6日 by ドクタービリー
朝プロテインの効果とは
- 筋肉の分解を防ぎ、代謝を維持する。空腹感も抑える。
- 「朝はコーヒーだけ」「忙しくて朝食は抜きがち」
──そんな方、意外と多いのではないでしょうか。 - 朝にたんぱく質を摂ることで、筋肉の減少や代謝の低下を防ぎ、
ダイエットの停滞を防ぐ効果が期待できます。 - そのうえ、空腹感が落ち着きやすく、間食やドカ食いの防止にも◎。
- 私自身、朝のプロテイン習慣で実感しています。
- この記事でわかること
- 朝にプロテインを飲むメリットとは?
- 空腹を防ぐことで食欲が安定する理由
- 忙しい朝でも習慣化しやすい方法
- やめがちな理由と対処法
- 測定の工夫とあわせて習慣を支えるヒント
- 朝にプロテインを摂ることは、単なる“置き換え”ではありません。
- 毎日を過ごしやすくするための小さな工夫のひとつです。
- 続けられる形から、少しずつ取り入れていきましょう。
こんにちは!ドクタービリーです!
今回は私も続けている朝プロテインについてです。
なぜ「朝プロテイン」なのか?
朝にたんぱく質を摂ることで、筋肉の分解を防ぎ、代謝を維持しやすくなります。
それだけでなく、空腹感や血糖値の安定にもつながるため、1日を通して食欲が安定しやすくなるという効果も。
特に「朝を抜くと、余計にお腹がすいてドカ食いしてしまう」という経験がある方には、プロテインを含めた軽めの朝食がとても有効です。
👉このような「三大栄養素のバランス」や「朝の食事の影響」については、こちらの記事でも詳しく解説しています。
朝に摂るならどのプロテイン?
プロテインにも種類があります。目的や体質によって、自分に合ったものを選ぶと継続しやすくなります。
- ホエイプロテイン:吸収が早く、筋肉の修復・維持に向いています。運動後にもおすすめ。
- カゼインプロテイン:吸収がゆっくりで、腹持ちがよく、空腹対策に。
- ソイプロテイン:植物性で低脂質。お腹に優しく、腸内環境への負荷も少ないのが特徴です。
朝食代わりに飲むなら、腹持ちのよいカゼインやソイも選択肢に入ります。私もいくつか試しながら、味や溶けやすさで選んでいます。
忙しくても、まず1杯から
私も以前は朝はコーヒーだけ、という日が多かったのですが、今は朝起きて体重を測り、身支度のついでに水に溶かしてプロテインを一気に飲んでいます。
朝にたんぱく質を摂るようになってから、午前中の集中力が明らかに違います。
以前は10時ごろになると小腹がすいて仕事に集中できなかったのが、今では昼前までエネルギーがもつようになりました。
また、昼の食べすぎも自然と減りました。空腹で一気に食べるよりも、朝にたんぱく質でスタートを整える方がリズムが安定します。
もちろん、完璧に毎日とはいかなくても、“たまに抜く日がある”くらいがちょうどいいと考えています。
続けるコツは、「ハードルを下げること」。
プロテインドリンクを1本常備しておくだけでも、朝の選択肢が増えて気持ちに余裕ができます。
朝プロテインで気をつけたいこと
便利な朝プロテインですが、いくつか注意点もあります。
- 1回の摂取は「最低20g」を目安に
たんぱく質は筋合成を促すためには最低20gが必要とされます(※1,2)。
1日の摂取量としては、体重1kgあたり1.2〜1.6gが目安です。たとえば体重60kgの方なら、1日で約72〜96gのたんぱく質が推奨されます。
このうち朝に20gを摂ることで、1日のバランスがとれやすく、筋肉量の維持にもつながります。
ただし、摂りすぎは体に吸収されず、腎臓に負担がかかる可能性もあるため、必要量に応じた摂取を心がけましょう。 - たんぱく質だけに偏らない
プロテインはあくまで補助的な栄養源です。ビタミンや炭水化物、脂質なども適度に摂取し、バランスのよい食事を意識しましょう。 - 人工甘味料や成分表示を確認する
継続的に飲む場合、人工甘味料の有無や添加物の種類が気になる方もいるかもしれません。体に合ったものを選ぶと続けやすいです。
よくあるやめがちなパターンと対処法
- 飽きる・味に飽きる → 数種類の味をローテーションで
- 時間がない → 前日にセットしておく、または持ち歩けるタイプを選ぶ
- お腹に合わない → 牛乳や豆乳で割るなど、調整してみる
ビリーのひとりごと(まとめ)
- 朝にたんぱく質を摂ると、筋肉が減りにくくなる
- 朝の食事が安定すると、1日の食欲コントロールに好影響
- プロテイン習慣は、朝のルーティンに取り入れるのが続けやすい
- 無理なく続けるためには、完璧よりも習慣化重視
- 明日は、そんな“習慣”を支える「測定の工夫」についてお話しします
- 「続けること」に迷ったときは、ぜひ振り返ってみてくださいね。
忙しい朝でも、プロテインドリンク1杯なら継続しやすいですし、手軽に栄養を補えるのも大きな魅力です。
まずは1週間、いつもの朝に1杯プラスしてみてくださいね。
1)Daniel R Moore et al. Am J Clin Nutr. 2009 Jan;89(1):161-8.
2)T Brock Symons et al. J Am Diet Assoc. 2009 Sep;109(9):1582-1586
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