睡眠とダイエットの深い関係

寝られず、ベッドでスマホを見る男性 医師が語るダイエットの知識

Last Updated on 2025年6月6日 by ドクタービリー

⑦睡眠とダイエットの関係とは

  • 睡眠不足になると痩せにくくなり、太りやすくなる。
  • 「寝不足だと太る」という話、耳にしたことがある方も多いと思います。
  • これは感覚ではなく、医学的にも根拠のある話です。
  • 私自身、睡眠の質を見直すことでダイエットが変わってきました。
  • この記事でわかること
    • “睡眠不足で太りやすくなる理由とは?”
    • “食欲・代謝・ホルモンに及ぼす影響”
    • “実際に意識して変わったこと、変わらなかったこと”
  • 睡眠は軽視されがちですが、見直す価値のある重要な要素です。

こんにちは!ドクタービリーです!
今回は睡眠についてお話します。

ダイエットと睡眠

睡眠とカロリー消費

  • しっかり寝るとカロリーを消費する
  • 6〜8時間の睡眠で約300KCALが消費される
  • これはご飯大盛り1杯分(約200g)に相当!

→ 睡眠中には成長ホルモンが分泌され、
代謝が上がることで自然にエネルギーが使われています。
逆に、睡眠の質が悪いとこの代謝がガクンと落ちるので注意です。

睡眠とホルモンの関係

「成長ホルモン」と聞くと子供の成長だけ関係していると思われがちですが
成人でも非常重要な役割を持っています。

睡眠に関わるホルモンとその役割

「成長ホルモン=子ども」のものと思われがちですが、大人にとっても超重要

  • 筋肉の維持・強化
  • 脂肪の分解を促進
  • 代謝を高める
  • 肌や髪の修復
  • ストレス耐性の向上

→ これらはすべて、質の良い睡眠があってこそ得られる恩恵です。

さらに、他にも注目すべきホルモンがあります。

  • コルチゾール(ストレスホルモン)
     → 睡眠不足で分泌が増加。結果として脂肪が蓄積しやすくなり、筋肉が分解され、代謝も低下
  • レプチン(食欲を抑えるホルモン)
     → 睡眠不足で分泌が減少。すると食欲が増し脂肪が燃えにくい体になります。

つまり、睡眠が乱れると
太りやすく・痩せにくい体質になってしまう、ということです。

睡眠の質を高めよう

私が実践しているのは「3・3・7睡眠法」。ポイントはこの3つです:

  1. 最初の3時間は深く眠る
     → 成長ホルモンの分泌は入眠直後がピーク。ここでしっかり眠れているかが大切。
  2. 深夜3時までに寝る
     → **体内リズム(概日リズム)**を整えるには、遅くとも3時前に寝ておきたいところ。
  3. 1日7時間は寝る
     → 睡眠時間が短いほど、肥満や生活習慣病のリスクが上がります。

ちなみに、「22時〜2時がゴールデンタイム」という説は、いまでは否定されています。
→ 大切なのは時間帯よりも「入眠後の深さ」なんです。

寝つきが悪い人へ

眠れない…という日は誰にでもあります。
そんなときは、生活習慣の小さな見直しが効果的です。

『健康づくりのための睡眠ガイド2023』では、以下のような習慣が推奨されています:

  • 朝は太陽光を浴びる
  • 就寝前にスマホやタブレットを見ない
  • 部屋は暗く・静かに
  • お風呂は寝る1〜2時間前までに
  • 室温・湿度は快適に保つ

→ 私もこれを意識するようになってから、眠りの深さが全然違うと感じています。

おわりに

「食事」と「運動」に加えて、「睡眠の質」もまた、痩せる体づくりには欠かせない要素。
しかも、しっかり眠れると肌ツヤもよくなり、気分も安定してきます。

睡眠を味方にすると、ダイエットがぐんとラクになります。
ぜひ、今日からあなたの睡眠、ちょっとだけ意識してみてください。

ビリーのひとりごと

  • 寝るだけでごはん1杯分のカロリーが消費される
     → 睡眠中も脂肪は燃えている!
  • 成長ホルモンは大人にも大事
     → 筋肉を守り、代謝を上げるカギ!
  • ホルモンバランスが食欲と代謝に直結
     → 寝不足は太るホルモンの温床!
  • 「深く寝る」「早く寝る」「長く寝る」がカギ
     → 3・3・7睡眠法を意識!
  • スマホ断ち・光対策・入浴タイミングも大切
     → 快適な睡眠環境づくりが第一歩!

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